♪おかざき世界子ども美術博物館
 (愛知県岡崎市)

 

 

岡崎市といえば、徳川家康の生誕地です。徳川家康とは全く関係ありませんが、おかざき世界子ども美術博物館に行ってきました。

『美術博物館』という名前に、ちょっと身構えてしまいそうですが、実際に行ってみると、そんな心配は無用でした。

まず、博物館の手前に『ふれあい広場』という公園があります。

真っ先に目を引くのが、『妖精の棲む浮かぶ島』という大きな遊具です。上部が遊び場、下部がカガミ張りになっていて、まるで浮かんでいるように見えます。(←ちょっと誇張表現してますね。実際にはそんなにかっこよく浮かんで見えません。)遊び場部分は、メルヘンチックなつくりになっていますので、女の子も喜んでいただけるでしょう。結構、隠れる場所があるので、かくれんぼなどで盛り上がっている子どもたちがたくさんいました。

その他に、ローラーすべりだいやタイヤブランコなどの遊具がある一角もありますし、広場自体で、サッカーなどをしている家族もいました。中には、博物館内で造った凧を揚げている人もいましたが、賢い選択ですね。

さて、肝心の美術博物館内のレポートです。

館内は、入館が有料の展示ゾーンと、親子造形センターに分かれています。今回は、展示を見るよりも、何か造ってみようということで、親子造形センターに行きました。

親子造形センターでは、ハンカチや下敷きなどに絵を描く絵画教室、ウレタンで動物などの人形を造る工作教室、石こう板に絵を書いたものに特殊な加工を施し陶画のように仕上げるEBアート、粘土で人形や陶器を作る粘土教室がありました。

さすがに全部はできないので、今回は、EBアートと粘土教室にチャレンジです。

EBアートは石こう板に絵を書くだけでOKです。好きな形の石こう板を選び、それにペンや鉛筆で絵を描きます。特殊加工は博物館の職員の方が行なってくれますので、ホントに絵を描くだけで終わりです。完成品はつやがあり、部屋に飾っても十分映えるモノになるので、記念品としてもイイですね。

粘土教室は、焼きを入れる本格的なものから、手ごろな紙粘土のものまで、種類があります。我が家は紙粘土をチョイスしましたが、結構、力がいりますし、すぐに乾いてしまうので、なかなか難しかったです。何とか形を作りましたが、これを1週間程度乾かすと、色を塗れるようになりますので、とりあえず、造ったものをダンボール箱に入れてお持ちかえりです。

ということで、前述しましたが、美術博物館といっても、全く、肩のこらない構成です。公園で遊ぶもよし、親子造形センターで工作にいそしむのもよし、と、こどもが遊びながら美術に触れることができる施設です。

正面 ローラーすべりだい タイヤブランコ
妖精の棲む浮かぶ島 かくれんぼに最適 めるへんち〜っく
おー!ショップ 絵画教室 入口 粘土工作に挑戦
EBアートにも挑戦 石こう板に絵を描きます 完成品

 

Check

■大人 (☆☆  )

親子造形センターでは、子どもたちのサポート役が必要です。でも、逆に大人のほうが力が入っちゃうこともあるので注意しましょう。

■子供 (☆☆ 

公園もそこそこ遊べますし、親子造形センターでは、創作意欲満々で造ってました。手を汚すのもお構いなしですね。

■費用 (☆☆  

◆ 入場料

大人          300円

小人(小・中学生)  100円

※親子造形センターのみの場合は無料

◆ 親子造形センター

材料費が必要です
今回のEBアート … 1枚500円

今回の紙粘土 … 1つ500円

■総合 (☆☆ 

遊びながら美術というものに触れ体験できる、めずらしい施設です。工作も30分程度でできる手頃なものから1時間30分程度かかる本格的なものまで、選択できますので、時間的な余裕と相談してみてください。

子どもたちが一番喜んだのは『妖精の棲む浮かぶ島ですが、これも、なかなかユニークで個性的な施設ですね。

Information

■電話番号

0564-53-3511

ホームページアドレス

http://www.city.okazaki.aichi.jp/museum/ka141.htm

■地図

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