浮島パークなんとう ≪2004/7/17〜19≫
 (三重県度会郡南島町

 

 

◆ 1999/12、2001/5へ

今回は、急な予定変更で、急遽、浮島パークなんとうに行きました。

キャンプ前日に、空いているキャンプ場を探したのですが、どこのキャンプ場も満員で、ようやく空きが見つかったのがココでした。

過去に2回行っているので、どうしようか迷ったのですが、今までは2度ともバンガロー泊だったのに対して今回はテント泊ですし子どもたちも大きくなったしと、以前とは状況も違うということで、再々度、行ってみることに決まりました。

キャンプ場に到着すると、いやぁ〜、懐かしい記憶が甦ってきました。

我が家のアウトドア生活黎明期、まだできたての清潔なバンガローで快適にすごさせてもらったことが、今のナイスガイ家の礎となっているのでしょう...

さて、感慨に浸るのはこれぐらいにして、サイトの紹介です。

サイト数は9サイトと非常にこぢんまりとしています。芝生地のクッションのよいサイトで、見た目も美しいですね。さらに全サイト電源付となっています。サニタリー棟はサイト脇にあり、炊事場と水洗トイレが十分な数あり、清潔度もまずまずです。

14時ごろ到着したので、テントの設営を開始したのですが、ムチャクチャ暑い!!

この日は最高気温が35℃ぐらいあったのに、サイトには木陰もなく、炎天下での作業となりました。サイトの周囲には竹やぶや樹木で囲まれているのですが、この時間帯はこれらの恩恵を受けられません。やはり夏キャンプは高地の方が...と頭を過ぎりましたが、雑念を振り払い設営しました。

汗だくになりながらも何とか設営を終えたところで、来る途中に看板を見かけた海岸に遊びに行くことにしました。車で10〜15分程度走り現地に到着したのですが、砂利地の海岸で、海もかなり汚れていてガックリです。とはいうものの、ここから別のところに行くのは時間的に厳しいので、明日に賭けようということで、この日はこの海岸でちょろっと水遊びしただけで帰ることにしました。

キャンプ場にもどったら、他のキャンプ客の方も海に行っていた様子だったので、近場の海水浴場を聞いてみたところ、この近辺は他の海岸も砂利地でイマイチとの感想でした。

さて、明日に備えて腹ごしらえということで、夜の食事を作りましたが、今回は、ダッチオーブンでパエリアです。まだ、購入したばかりなので、経験値が少ない割には、まずまずの出来かなと思いますが...

食事&片付けの後は入浴ですが、非常にありがたいことに管理棟内に檜風呂があります。洗い場が3つ、湯船も3人入ればいっぱいといったこじんまりとした風呂ですが、このキャンプ場でこの規模であれば十分だと思います。実際、風呂で他のキャンプ客とかち合うことはほとんどありませんでした。キャンプ場に風呂があると、ホント便利ですね。日中の疲れが吹っ飛びます。

夜は意外と涼しく過ごせました。下界の夏キャンプは暑くて死にそうというイメージを持っていたのですが、そうでもないもんですね。(とはいうものの、邪道ですが扇風機を持参し夜中つけてました...)

2日目は子どもたち期待の海水浴(初日のリベンジ)です。

管理人の方にちょっと遠くても良いので、オススメの海水浴場を紹介してくださいとお願いしたら、国府白浜というところを教えていただきました。このキャンプ場から43km程度、約1時間というところです。非常に遠浅な海で、適度に波もあり、小さな子どもが波と戯れて遊ぶには非常にいいところだと思います。ただ、ホントに遠浅なので海でガンガン泳ぎたい人には不向きですけどね...

実は家長が海嫌い(砂嫌い)なので、子どもたちも海でまともに遊ぶのは初めてなんですよね。まさに狂喜乱舞、ゴムボートや浮き輪で遊びまくり、日焼けしまくり状態でした。(ちなみにその写真が↓に掲載されていないのですが、家長がカメラをキャンプ場に忘れたからです...)

しかし、そんな楽しい状況の中、愛車ノアの車中では、恐ろしいコトが進行していたのです...

10時ごろ海水浴場に到着し、13時ごろまでたっぷり遊んだ私たちは、シャワーで砂を洗い流し、着替えて車に乗り込みました。そ、そのとき、なにやら微妙な異臭を感じたのですが、気のせいかなと思いつつ、とりあえず昼食を済まし、また1時間かけてキャンプ場にもどりました。到着後、夕食の下準備をしようと思い、クーラーボックスを空けると、あの異臭がより強く感じられ、まさかと思い夕食で使用しようと思っていたスペアリブのラップを外し匂いを嗅ぐと、異臭全開です...腐っちゃってました...嗚呼、スペアリブのコーラ煮が...

海水浴場に行く時、飲み物が必要だと思い、クーラーを車に積んだんですよね。そのクーラーに食材も入っていたのですが、スチールベルトクーラーの保冷力を過信したのか、車中に置きっぱなしで遊んじゃいました。さすがのスチールベルトクーラーも真夏の車中じゃあ...考えれば分かることなんですけどね...

気を取り直して、残った食材と近場のJAで購入した食材でなんとか夕食を作りました。

その食後の片付け作業の中、さらなる悲劇が起こっていたのです...

家長がDOを洗い終え、サイトに戻ろうとしたとき、遠くから、子どもの泣き声と『パパ〜』と呼ぶ声が聞こえてきました。そういえば、片付け中に子どもたちが遊歩道に行ってみると言ってからまだ戻っていない...まさか...と思い、DOを置いてダッシュで遊歩道を駆け上がりました。

すると、遊歩道に半ベソを掻いている子どもたちがいたのです。怪我をしたわけではなく、単に迷っただけだったということで、ホッと一安心でした...実は、他のキャンプ客の方もその声を聞きつけ、家長とは別ルートで探しに来られていたんですよね。お騒がせして申し訳ありませんでした...

などなど、いろんなことがあったキャンプでしたが、楽しく過ごすことができたと思います。

キャンプ場周辺にはアヒルやカモ、カニやトンボ、バッタ、チョウなどの生き物がたくさん生息し、自然にあふれています。遊具はちょっとしたものがある程度なのですが、この自然環境が最高の遊具なんですよね。

ただ、その自然環境の中で、惜しむらくは、謎の小さな虫がテントサイトに大量にいたことですね。体長1〜2mm程度のピョンピョン跳ねる虫なのですが、設営時に芝生の上に置いた荷物の上に、何十匹もまとわりついてました。何者なんでしょうね?夏なので数が多いのでしょうか?真の家長がかなり嫌がってましたが、虫嫌いの女性の方には、ちょっとキツイ光景ですね...

管理棟 サイト全景 我が家のサイト
空きサイト サニタリー棟 洗い場
4人用バンガロー あひるやカモ 浮島前で
ちょっと寂しい近くの遊び場 小さなアスレチック遊具 つり橋
この遊歩道で事件が... 池の周囲を散策 DOでパエリア作りました
トンボ捕まえた 近場の海はイマイチ... 最寄のJA

 

 

 

TOPへ キャンプMENUへ

inserted by FC2 system