やっぱり、夏キャンプといえば長野県でしょう!!ということで、長野県のキャンプ場をネットで探していたら、たまたま見つけたのが四徳温泉オートキャンプ場でした。キャンプ場の公式サイトもなく、地味な感は否めないのですが、標高1000m近くに位置し、場内に温泉があるという点が選択のポイントになりました。
今回、我が家が四徳温泉ACに行った日は、台風10号が日本近海に位置し、これから四国に上陸しようとしている日でした。天気予報とにらめっこし、長野県南部は降っても1mm程度の小雨だと判断し、キャンプを決行したのですが、果たして...
春日井ICから高速道路に入り、岐阜県に入ったところでポツポツと雨が降り始めました。ところが車の進行方向の空を見ていると、遠くには青空が広がっていたので、もしかしたら、長野は晴れるかなと期待に胸を膨らませ、車を走らせると、恵那あたりで雨が止み、そこからはどんどん空の雲が捌けていきます。さらに、恵那山トンネルを抜けると、そこからは青空と白い雲しかありませんでした。やったぁ〜!!
中央道松川ICを降り、一般道を10〜15分程度で小渋湖近辺にたどりつき、そのまま車を走らせていると、目の前で何者かが道路を横切ったのです。『な、なんだ?』と思い、目を凝らしてよく見ると、な、なんと、先週の南乗鞍キャンプ場につづき、ニホンザルがこちらを見ているではありませんか。
事前のリサーチで野生動物がキャンプ場に出没するという情報は知っていたのですが、そんなに山奥ではない、こんなところでサルに出会うとは...驚きです...
キャンプ場まではICから40分程度ですが、途中から、舗装はされているものの結構道路が細くなります。大きい車の方は、ちょっと難儀するかもしれませんね。
キャンプ場には、11:30ごろ到着しました。一応、チェックインは13:00からと聞いていましたが、早く到着したので、受付をしていただきました。早速、サイトに移動し、設営です。
標高1000m程度のキャンプ場なのですが、日中は結構暑いです。家長も上半身裸になって設営しました。林間のキャンプ場なのですが、サイトの位置や時間帯によっては、その恩恵を受けられず、直射日光を浴びまくるサイトもあります。我が家のサイトはまさに日光直撃のサイトだったので、暑い、暑い。
サイトは芝生地のサイトです。サイト間に仕切りはあまりないのですが、段差があるサイトが多く、その段差が独立間を出してくれます。とはいえ、同じ高さに位置するサイト群もありますので、こちらはグループ客にオススメです。
場内には小さなアスレチック遊具群があります。家長と真の家長でサイトの設営中、子どもたちは、そのアスレチック遊具で遊びまくってました。場内にこういった遊具があると助かりますね。
さて、夏キャンプといえば水遊びです。場内に細い川が流れているので、その川でちょっとした水遊びができます。水深はほとんどなく、小さなお子さまでも安心して遊べます。しかし、さすが標高1000m。やっぱり水は冷たいので、あまり身体を冷やし過ぎないように注意しましょう。
夕食前にキャンプ場名にもある自慢の温泉に入ることにしました。洗い場が4つ、湯船も同時に4人ぐらいしか入れないような小さな温泉でしたが、清潔感があるお風呂でした。また、湯が良かった〜!!美人の湯と言われているらしいのですが、ヌルヌル感があるお湯で、そのお湯に浸かった後に肌を触るとツルツルします。女性にはオススメのお風呂ですね!!
夕食のパスタと焼肉を食し、なんだかんだと片付けをしていると、子どもたちが他のキャンプ客の子どもさんと仲良くなり、花火に招待されたので行ってもいいか?と聞いてきました。花火なので、一応、親もいたほうが良いだろう、御礼も言いたいし、と思い、家長も子どもたちといっしょに花火に行くことにしたのです。それが、今回のキャンプをより良いものにしてくれた、うさぎさん家とう〜さん家との出会いとなったのです。
うさぎさん&う〜さんに『花火させて頂きすみませんね〜』と一言御礼を言ったら、『お父さん、ビール飲む?』と言われ、つい、『すみません、頂きま〜す』と図々しくも言ってしまいました。飲みながら話をしていると、だんだんと話が弾み、『せっかくだから奥さんも呼んだら?』と言われたので、真の家長も呼び出すと、さらに会話はヒートアップ!!さらに、ビールだけでなく、めちゃくちゃ美味いホルモンや、柔らか〜いイカゲソ、桑名名物しぐれ入りの焼きおにぎりなどなど、思いっきりご馳走になってしまいました。すると、『明日の昼に流しソーメンするから来る?』と言われ、『いいんですか?もちろん参加させてもらいます!!』とまたまた図々しくも参加させてもらうこととなりました。
翌日の朝も天気は良く気持ちよい目覚めです。我が家は1泊のため、朝食後に撤収を開始しました。11時前には完全に撤収作業完了となりましたが、うさぎさん家とう〜さん家がキャンプ場前の川に水遊びに行ったので、我が家もそこに行ってみることにしました。
キャンプ場内の川は人工的なのですが、こちらは自然の川です。水深は子どもの腰ぐらいなので、安心して遊ぶことができますね。また、川をどんどん上流に向って歩いていくと、ちょっとした探検気分を味わえます。でっかいイボガエルがいたりして、子供たちもビックリでした。キャンプ場内の川と比較すると、我が家のオススメはこちらの川ですね。
さて、水遊びの次は、お待ちかねの流しソーメンです。わざわざ家から、竹まで持参しての流しソーメンに、いやいや、頭が下がります。
うさぎさん家/う〜さん家が宿泊しているログキャビン前に竹や水タンクを設置し、準備万端となり、子どもたちも竹の両脇にスタンバイしました。
そして、いよいよ開始!!うぉ〜、ソーメンが流れていく〜〜!!美しいです。そんなソーメンを子どもたちはバクバクとむさぼり食べます。我が家の子どもたちは。いつもなら、2〜3杯程度でごちそうさまなんですが、この日は違います。食べます、まだ食べます、まだまだ食べます。何杯したのでしょうか?間違いないのは通常のの倍以上は食べてたことでしょう。子どもたちの食欲が、この催しの楽しさを物語ってますね!!
うさぎさん、う〜さん、ありがとう!!
心配していた天気も問題なく、本当に楽しいキャンプになりました。ちょっと穴場感のあるキャンプ場ですが、施設も整っていて、それでいて高規格キャンプ場にはない、自然に大いに触れることのできるという点もある、良いキャンプ場ですね。
注意したほうがよい点としては、自然派キャンプ場だけに虫は多いです。また、生ゴミには動物(キツネ?)が寄ってきますので、取り扱いには気をつけましょう。
標高1000mなので、夜は冷え込むこともお忘れなく...
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