三重県の中西部に位置し、名前の通り、美しい杉林などの自然いっぱいの美杉村に、2003年(だったかな?どちらにしても最近です!!)にオープンしたばかりのキャンプ場が、清流の里ぬくみオートキャンプ場です。
このキャンプ場は以前から他のHPなどで評判をチェックしていて、「次はココに行こう」と狙っていたキャンプ場だったのですが、運良く、盆休みの初日に空きがあったので、すべりこみで予約をいれることができました。
キャンプ当日、高速道路の状態をチェックすると、四日市IC近辺から15km以上の渋滞が発生していました。さすが盆休み...通常なら、東名阪を使用して、我が家からキャンプ場まで約2時間程度だと思うのですが、その渋滞情報を見て、こりゃまずいということで、急遽、名古屋高速⇒伊勢湾岸道⇒東名阪のルートに変更です。四日市JCで合流後、渋滞はまだ数km残っていましたが、我慢できる範囲ですね。何とかキャンプ場まで2時間30分弱で到着することができました。
オートキャンプサイトは、チェックイン14:00、チェックアウト13:59となっているのですが、前日/翌日が空いていれば、追加料金なしで早朝のチェックインや夕方のチェックアウトが可能です。
我が家も昼頃到着したので、早速受付を済ましました。サイトは予約時に指定できないので(とはいうものの希望は聞いて頂けますよ)、早い者勝ちでサイトを選ぶことが出来ます。我が家はその時空いている中から、比較的サイトが広く、遊び場に近いC区画を選択しました。
サイトの数は全16サイト(2005年8月現在)とあまり多くありませんが、各サイトは広さや環境もまちまちで、実に個性的です。川沿いで遊び場に近いサイトは活発なお子さん連れに最適ですし、キャンプ場最奥の高台のサイトは人通りも少ないので落ち着けそうです。自分のキャンプ生活のスタイルに合ったサイトを選びたいですね。早い者勝ちですが...
サイトを選択したら、タープを設営し、昼食の準備です。私と真の家長が準備をしている間、子どもたちは遊具やイカダで遊びまくりです。ブランコやすべりだい、シーソーなど小さなお子さま向けの遊具はいくつかありますが、近所の公園の遊具ぐらいの規模ですね。やはり一番人気はイカダ遊びです。子どもが10人ぐらい乗れるほどの大きさのイカダに、飛び乗ったり、飛び降りたり、棒であっちをつついて動かしたら、今度はこっちをつついて...てな感じで遊んでました。あまり他ではお目にかかれない遊具に子どもたちは大興奮!!あまりに興奮しすぎて、息子はイカダから落下し、服がずぶ濡れになりました...ということで、イカダ遊びの際は、皆さん気をつけましょうね。
昼食を済ませると、ゆっくりする間も与えてくれず、今度は川遊びのリクエストです。キャンプ場のすぐ前に川が流れていて、子どもの水遊びには最適の深さと流れです。そして何より水がきれいですね!!生き物を探したり、水を掛け合ったり、探検したりと、これまた楽しく遊ぶことが出来ました。
さて、ちょっと夕食まで時間があったので、キャンプ場にくる途中に見かけたオフロードランド美杉と道の駅を見に行くことにしました。オフロードランド美杉はモトクロス&オフロードバイクの専用コースです。我が家がふらりと見に行くと、爆音をたててバイクが激走していました。ちょっと離れたところから見ていたのですが、それでも十分迫力は伝わってきます。すると、その中の1台が猛烈なスピードでジャンプ台に突入し、ものすごいジャンプをしたではありませんか。あまりのジャンプの高さに私と息子は思わず、「スゲェ〜〜〜!!」と声をあげたのですが、その直後、着地に失敗して激しく転倒してしまったのです...ライダーの方はなんとか立ち上がり、フラフラになりながらバイクを起こして戻ってきたのですが、いやいや、激しいスポーツですね。
次は道の駅に行ってみました。道の駅では子どもたちがソフトクリームとかき氷をご所望されたので、購入させていただきました。ソフトクリームはかなりデカく1人で食べるとおなかを壊しかねません。知らずに1人1個注文するとハマってしまうかもしれませんので注意しましょう。かき氷はかき氷の上にソフトが乗っていました。これまたかなりの量ですね。
ちょっとしたドライブ後は、お待ちかねの夕食です。今回も串焼きなんぞでお手軽にバーベキューでしたが、やっぱりビールが美味いですね。これが最高の楽しみですな...
子どもたちは先にごちそうさまして、真の家長とのんびりと飲んでいたら、なかなか子どもたちが戻ってきません。実はログハウスに宿泊していたグループのお子さんとお友達になり、ログハウスにお邪魔していたんですよね。その後、花火にも誘っていただき、一緒に遊ぶことが出来ました。これも、よい思い出ですね。
時間も20:00になり、予約していたお風呂の時間です。お風呂には大家族風呂と小家族風呂の2種類がありますが、今回は小家族風呂を選択しました。お風呂の予約は受付時に行なうのですが、大家族風呂の方が人気があり、良い時間帯を押さえられていたからです。とはいうものの、小家族風呂でも4人なら十分とのことなので、こちらの好時間帯を選びました。
実際にお風呂に行ってみると、いやはや驚きというか感激というか...実は、1家族お風呂に入るたびに清掃をされているのですが、ものすごくきれいで清潔なお風呂なんですよね。脱衣所、洗い場、湯船、どれをとっても完璧なまでの状態です。(ちょっと大袈裟ですかね。でも、それぐらい感激しました...)小家族風呂ということで、もっと小さいお風呂を想像していたのですが、十分というか、余裕タップリの大きさでしたので、その点にも大満足でした。
翌日は朝から曇り空で今にも雨が降りそうな気配だったので、早々に撤収作業を開始して、早めのチェックアウトをしたのですが、その時も、「もうお帰りですか?のんびりしていってくださいよ!」なんて声をかけて頂きました。
この言葉からも感じられるのですが、とにかく暖かい心遣いが随所に感じられるキャンプ場でした。チェックイン/アウトの融通性、お風呂を中心とした清掃のきめ細やかさ、イカダ遊びなどの子ども心をくすぐる遊具などなど、枚挙に遑がありません。実は、シャワーや洗濯機の使用料も無料ですし、自由に使用できる冷蔵庫まであるんですよね。ホントに、こちらの気持ちまで暖かくなることができる、素敵なキャンプ場でした。是非、また来たいもんですね!!
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