♪ひだ流葉自然休養村オートキャンプ場
 (岐阜県飛騨市)

 

 

あのニュートリノ検出施設『スーパーカミオカンデで有名な(ちょっと微妙ですかね...ノーベル物理学賞の小柴教授、覚えてるかな?)神岡町にあるオートキャンプ場です。

実は、この日、うるぎ星の森ACに行くつもりだったのですが、前日の天気予報で、週末の土、日はどちらも雨と分かり、急遽、こちらに行くことにしました。

キャンプ当日の朝、キャンプ場に電話して予約をしたのですが、すんなりとOK。夏休みの週末なのに、ラッキーだなと思いつつ、速攻で車に乗り込み、レッツゴーです。

カーナビでは3時間30分程度の予測時間でしたが、東海北陸道を使用して、所要時間2時間30分程度で到着しました。これは、飛騨清見ICから猪臥山トンネルという最近できたトンネルのおかげでかなりショートカットできたことと、私のスピード超過(おいおい...)が起因しています。意外と近いですね。

さて、キャンプ場に到着し、受付をすましてサイトの場所を聞くと、全36サイトのうち、20サイト程度空いているので、好きなところを選んでくださいと言われちゃいました。「ハイシーズンなのに、こんなに空いてるの?大丈夫かな?」という気持ちが思わず頭を過ぎりましたが、気を取り直してサイトに向かいました。

このキャンプ場は斜面に造られているので、全体的に段々系になっています。受付を行なう管理センターが最下段、続いて遊具広場、コテージ群、そして、テントサイトが5、6段という配置です。

コテージ群と最下段のテントサイトに団体客がいて周辺を貸切状態で占拠していましたが、他は、我が家ともう1家族の2サイトだけでした。そのもう1家族は中段のテントサイトを使用していたので、我が家は思い切って最上段のサイトをチョイスしました。当然、独立感と景観の良さが選択理由ですね。

テントサイトは、かなり広く、な、なんと150平方メートルもあり、ゆとりたっぷりです。隣との境は石垣や木立、垣根などで仕切られていて、さらにサイトが大きいこともあり、独立感は高いと思います。地面は砂利+砂でちょっと固めですね。ペグがささりにくく、ハンマーで何度も連打したら、手にマメができちゃいました。(軟弱モノって言わないでください...なにせ久しぶりのキャンプなんで...)

また、標準で電源付きで、さらに各サイトに専用のゴミ箱が設置されています。このゴミ箱は奥飛騨温泉郷ACで見たものと同じだと思いますが、飛騨地方特有の文化なのでしょうか?まあ、何にしてもありがたいですね。

ということで、広く、眺めもよく、設備もいいサイトに大満足です。何でこんなにガラ空きなんだ?という疑問を持ちつつ、タープやテント設営し、昼食をすませると、お次は子どもたち待望の水遊びです。受付の方に近場の水遊び場所をお聞きすると、車で数分のところに水遊びできる河原があるとのことでした。

河原は、山田湖というダム湖を越えたところにあるのですが、水深も浅く、小さなお子さんでも安心です。ただ、水は高地だけあってやはり冷たかったですね。とはいえ、子どもたちは、そんなことはお構いなしで、ガンガン身体を水に付け遊びまくっていました。

その他の遊び場としては、場内の遊具広場ですね。近所の公園の遊具のような感じですが、種類は多く、まあまあ遊べるとは思います。ただ、テントサイトの上段からは結構遠いのが難点ですね。我が家の子どもたちも1度は遊具で遊んだのですが、やっぱり遠いのが辛いので、結局、サイト近くの花畑を散歩したり、サイト前の道路でサッカーやテニスなどで遊んでました。

たっぷり遊んだ後は、BBQで夕食です。今回は、ちょっと奮発して和牛肉を購入してきたのですが、近く(といっても車で10分程度です)のスーパーで、もっと美味そうな飛騨牛が売られていました。すんばらしい霜降り状態にもかかわらず、我が家が購入した肉よりもお買い得な値段に、ちょっとショックを受けましたね。とはいえ、我が家の肉もそれなりに好評だったので、なんとかショックから立ち直りました...

夕食後は、車で2、3数分程度のところにある流葉温泉に行ってきました。流葉交流センターMプラザという建物の3Fなのですが、露天風呂もあり、その3Fから外の景色を眺めながら入浴できます。お湯もヌルヌルとして、とても身体に良さそうな感じがします。ジェット風呂などもありますが、エステバスという水流を発生させる風呂が微妙に気持ちよかったですね。

お風呂から帰ると、前述した団体が派手にキャンプファイヤーをしていました。こちらも負けじと持参した花火で応戦(相手にされてないって...)したのですが、当然、迫力では完敗です...そうこうしてる間に、我が家の花火がもう終わりそうになり、敗色濃厚(だから相手にされてないって...)と思われたその時、遠くでドーンという音とともに打ち上げ花火が上がりはじめたのです。勝手に自分たちへの援軍のように思い、「俺たちの勝ちだ!!」とこれまた勝手に思い、すっきりとした気分でテントに戻ることができました。

夜になると、やはり標高800mだけあって、冷え込んできます。子どもたちはすぐに寝付いてしまったので、真の家長と二人でビールやコーヒーなど飲みながらキャンプの話しなんぞをしていたのですが、真の家長は何枚も服を着込み、比較的寒さには強い私もめずらしく長袖を着込むほどでした。やっぱり、夏とはいえ、山の寒さをなめちゃいかんですね。

翌日、朝4時半に目が覚めた私は、カブトムシやクワガタでもいないかなと思い、近くの林を散策です。結果は、虫の影すら見えず、落胆していたのですが、その後、起床した真の家長がトイレから戻ってきた際、「トイレの入口に虫がひっくり返ってたよ。」というので、急いで現場に行ってみると、なんとノコギリクワガタのメスが転がっていました。捕まえると、まだ生きていたので早速虫かごINです。起きてきた子どもたちはクワガタに大喜びで、いやいや、親の面目躍如ですね!!

こうして、楽しかった久々のキャンプ生活は終わりを迎えるのですが、とにかく、環境の良いキャンプ場に大満足の2日間でした。テントサイトも遊び場も、周囲の自然環境も、そして天気も最高でした。災い転じて福となすとは、まさにこのことで、天気が悪いと知った時は、最悪な気分になったのですが、いやいや、なんとかなるもんですね。

中段のサイト 最上段のサイトからの眺め 我が家のサイト
飛騨名物 分別ゴミ箱 花畑(MO) サッカー&バスケット(MO)
炊事棟(MO) トイレ(MO) 洗面所
すべりだい&回る遊具(MO) とんがった回る遊具(MO) ターザンロープ
コテージ&茶室(MO) 流葉交流センターMプラザ 近くのグラウンド(MO)
水遊び(MO) 河原からの景色 探検隊(MO)
花火 う○こ座りで花火 遠くで打ち上げ花火

 

 

Check

■オートキャンプサイト (☆☆☆

広さは10m×15mとのことでとても広い上、石垣や垣根で仕切りがあるので、独立感は高いです。

上段は景色がよく、下段は遊具に近いといった点を考慮して、サイトを使い分けるとよいでしょう。

飛騨名物の分別ゴミ箱はとても助かります。

■サニタリー (☆☆☆☆ 

トイレ、洗面所、炊事場、とても清潔感が高いです。ただ、数はさほど多くないので、全サイトが埋まるほどの混雑状況だとちょっと心配ですね。

■料金 (☆☆  )

オートキャンプサイト      5,000円
デイキャンプ           1,500円
入村料(大人)           500円
入村料(子供)           300円

コテージA(8〜10人)     20,000円
コテージB(6〜8人)      15,000円
コテージC(4〜6人)      12,000円
宿泊料(大人)          1,000円

宿泊料(子供)           700円


\ モデル料金 \

オートキャンプサイト       5000円

入村料(大人)     500円×2
入村料(子供)
     300円×2

→ 6600円

■遊び場 (☆  )

遊具広場の遊具は、ちょっと古さを感じさせるものの、種類は多く、それなりに遊べそうですね。

バッタやトンボやチョウチョなどの昆虫もかなりいましたので、虫取りなんかもいいですね。

近くにサッカーができるような大きなグラウンドやテニスコートもありました。

■水遊び (☆ 

場内ではないのですが、車で数分のところに水遊びできる河原があります。水深も浅いので、小さなお子さまでも遊べると思いますが、水温の低さには注意しましょう。

 

■アクセス (☆☆  )

飛騨清見ICから飛騨卯の花道路を古川方面へ。古川市街で国道41号線を富山方面へ。

■買い出し (☆☆ )

車で10分程度のところにバローがあり、食料品は万全です。現地調達も問題ありません。100円ショップや被服売り場も2Fにあるので、ちょっとした忘れ物でもサポートできます。

管理棟の売店は、炭やカップ麺など最低限の品揃えです。

■風呂 (☆☆

キャンプ場から車で2、3分程度のところに、『流葉温泉』という温泉があります。露天風呂やジェットバス、エステバス、サウナもあり、ヌルヌルしたお湯はとても気持ちいいです。

料金は大人600円、小人400円ですが、キャンプ場で割引入浴券をもらうと、各100円引きで入浴できます。

■総合 (☆☆☆ 

サイトの広さは特筆モノですね。

しかし、一番驚いたのは、これだけの素晴らしいキャンプ場にもかかわらず、意外と空いていることですね。なんででしょう?近くに奥飛騨温泉郷ACのような有名キャンプ場があるからでしょうか?

とはいえ、我が家にとっては、お気に入りのキャンプ場になりました。立派なサッカーグラウンドもあるし、サッカー仲間と合宿でもできそうですしね。

Information

■チェックイン/アウト

IN  14:00/OUT 11:00 

開設期間

通年
オートキャンプは5月〜10月

■電話番号

0578-2-5010 

■ホームページアドレス

http://www.nagareha.com/

■地図

近辺  周辺

 

 

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